FX自動売買で副業ブログ-上昇買い相場

米国雇用統計の良好な結果により米国年内の追加利上げ観測は再び上昇!



110円を前後する攻防が続いていた週後半。

月に一度のお祭り米国雇用統計で潮目が変わりました。

来週は111円で足場を固めて、早期に112円台を回復して欲しいです♪

…難しいでしょうけどね…。

ただドルの上値は重いものの下値も底堅く、レンジ相場が続きそうなトライオートFXを始めるチャンス!

先週のリアルトレードグランプリ結果

06月12日から開催の「リアルトレード頂上決戦グランプリ」。

トライオートFXリアルトレードGP第07週目からさらに1週間が過ぎ、合計150,217円の利益となりました。

先週末より21,963円の利益(儲け)ですね♪

両建てしている管理人は現状ドル安円高になった方が、評価損が減り総利益が増えるという展開となっています。

が!さすがにドル安円高が進み過ぎてしまった為、現状評価損益が186,921円まで拡大。

結果、確定利益と評価(未確定)損益の差は36,704円のマイナスと言ったところでしょうか。

先週より評価(未確定)損益は減り、確定利益も増え、合計マイナス額も減ったというものです♪

8月末にはプラスになっていることでしょう♪(たぶん…)

ただ気がかりは管理人、上にも書いてますが書いてますが両建てを行っています。

108円台のポジションのマイナススワップが、決済時の利益450円を上回る737円となっています。

決済してもマイナス…。

ま、まあプラススワップポイントの方が圧倒的に多いので、どっちにしろプラスにはなるのですが、見た目的(精神的)には良くないかなぁ。


しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

まあ、このままレンジ相場が続いてくれるならば、管理人的にも大助かりです♪

自動リピート型注文の自動売買システム(トレード)上、一時的な評価損は仕方がないので、設定はこのままで。

要は損切りにあい、確定損にならなければ良いのです。

(損切りは指定していないので、損切り=強制決済=確定損=退場となる訳ですが…)

(それでも現状12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)

これがどのように変わっていくか、不安でもあり楽しみでもあります♪

毎週「リアルトレード頂上決戦グランプリ」の結果と、先週のドル円の動き、及び今週の予想を書いていきますので、楽しみにして頂くと書いた甲斐があるというものです(笑

トライオートFX トライオートETF

先週のまとめ

先週のドル円は、インフレ率の鈍化懸念から一転、米国雇用統計の内容から年内利上げ観測が再燃しドルの買い戻し(ドル高)が進む展開となりました。

インフレ鈍化懸念によりドル売り広がる

03日発表された米国07月のISM非製造業景況指数(総合)が53.9と市場予想の56.9を下回ったこと。

特に07月ISM非製造業景況指数の雇用指数が53.6と前回06月の55.8を下回ったことにより、米国のインフレ率鈍化懸念が拡がり、米国長期金利も低下。

結果、年内追加利上げ観測は一段と後退し、ドル売り(ドル安)が進みました。

米国政治の先行き不透明感拡大

さらに昨年の米国大統領選挙のトランプ陣営とロシアとの関係を巡る疑惑(ロシアゲート疑惑)を捜査するモラー特別検察官が、(重罪で起訴する事件に該当するかどうかを決める)大陪審を設置するとの一部報道により、さらにドル売り(ドル安)が進みました。

また、政権内の人事が決まらない(決まっても長続きせず交代を繰り返す)トランプ大統領への懸念は根強く、市場が期待するトランプノミクス(トランプ米国大統領による大型減税・大規模インフラ投資、規制緩和などによる経済政策)関連の経済政策の実現性に対する懐疑的な見方もドルの上値を重くする要因となっています。

トランプノミクスへの市場の期待は後退し、上記インフレ鈍化懸念も相まって、ドル円は03日のニューヨーク市場(日本時間03日早朝)にて一時109円84銭-85銭まで値を下げました。

米国雇用統計は予想を上回る

しかし注目の米国07月雇用統計にて、非農業部門雇用者数変化は前月比+20.9万人と市場予想の同+18.0万人を上回ったほか、前回06月実績も同+22.0万人から同+23.1万人に上方修正されたことから、年内追加利上げ観測が再燃し、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

また、コーン米国家経済会議(NEC)委員長が現在35%の米国国内の法人税率を、およそ23%くらいまで引き下げ米国への投資を促す必要があるとの考えを示したこともドル買い(ドル高)を促す要因となりました。

(トランプ大統領は法人税率を15%まで引き下げる意向を示しているが、実現性は薄いと言われています)

結果04日のニューヨーク市場(日本時間23時30分ごろ)にて、ドル円は一時111円04銭-05銭まで上昇したものの、その後は長期金利の一服もあり、結局110円70銭-71銭にてこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、109円84銭-85銭から111円04銭-05銭です。

ちなみに先々週のは、110円54銭-55銭から112円19線-20銭です。

さらにその前の週は、111円00銭-01銭から112円86銭-87銭です。

参考までにその前は、112円26銭-27銭から114円47銭-48銭です。

ひとつおまけに前週、111円90銭-91銭から114円17銭-18銭です。

もうひとつおまけで、111円12銭-13銭から112円92銭-93銭です。


今週の予想

今週はもドルの上値は重い模様

今週のドル円も、レンジ相場継続もやや弱含みと予想します。

今週の注目経済指標は、

08月10日の07月生産者物価コア指数(PPI)

08月11日の07月消費者物価指数(CPI)

などが挙げられます。

しかし多少ポジティブな結果になろうとも、上記通りトランプ大統領の経済政策への実現性への懸念から、ドルの上値は重いままでしょう。

生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)

米国07月の生産者物価コア指数(PPIコア指数)は前月比+0.2%、消費者物価コア指数(CPIコア指数)は同+0.2%と予想されています。

どちらも前回06月の同+0.1%を上回る市場予想となっており、米国07月の雇用統計が好調な結果となったことから、両指数が良好な結果となれば、年内追加利上げ観測が一段と高まり、ドル買い(ドル高)が進むことが予想されます。

しかし労働市場は堅調さを維持しているものの、それ以外の経済指標、特にインフレ関連指標は低調な結果も見られるなど強弱まちまちな状態であり、年内追加利上げ確率は49%くらいと半々です。

トランプ政権政治への先行き不透明感

引き続き米国トランプ政権の先行き不透明感もドルの上値を重くしています。

上記通りモラー特別検察官による捜査が進展しロシアゲート疑惑が深まる事態になれば、ドル売り(ドル安)がますます進むでしょう。

税制改革(大型減税)への期待はあるもののオバマケア改廃法案は進展しておらず、今後の展開も暗そうです。

ドル円の今後

市場はドル円の行方を1ドル110円-115円のレンジ相場と予想しており、一時110円の下限を下回ったものの、あくまで一時的であり、04日のニューヨーク市場では一時111円台を回復するなど、行き過ぎたドル安円高に対する警戒感は交代しています。

しかし上記通り、米国政治の不透明感次第では、再び1ドル=110円を下回る可能性は高いと言えます。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、109円00銭から113円00銭までと予想します。

ちなみに先週も、109円00銭から113円00銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

注目の米国雇用統計は上記通り良好な数値となりました!

07月の非農業部門雇用者数変化は、市場予想前月比+18.0万人に対し同+20.9万人!

前回06月実績も前月比+22.2万人から同+23.1万人に上方修正されました。

07月の失業率も4.3%と市場予想と一致

前回06月の4.4%から0.1ポイントの低下となりました。

特に注目された07月の平均時給も前月比+0.3%と市場予想と一致

前回06月の同0.2%を上回る良好な内容となりました。

この良好な雇用統計の内容により米国連邦準備制度理事会(FRB)が、次回09月の連邦公開市場委員会(FOMC)にてバランスシートの縮小開始を決定し、イエレンFRB議長の会見がある次々回12月のFOMCにて追加利上げを決定するのではないかという見方が高まっています。

(結果、米国長期金利も上昇しドル高が進みました)


ニューヨークダウ平均は8営業日連続で史上最高値を更新し、リスクオン状態は続いています。

またこの前グリーンスパン元FRB議長が警告したように、債券市場はバブルの様相となっています。

バランスシートの縮小開始などのきっかけで、この債券バブルが弾けると(バブル崩壊すると)、

米国債券下落⇒長期金利上昇⇒日米金利差拡大⇒ドル買い円売り(ドル高円安)

となりますので、トライオートFXの設定も”買い”がおすすめです。

あ、あくまでも最終的な決定は御本人さんの責任でお願いしますね。


トライオートFX運用設定時のドル円相場は、

短期:108円~115円程度のレンジ相場
長期:105円~118円程度のレンジ相場

と予想します。

(管理人は現在12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)


当たり前ですが、やはり為替って上がったり下がったりです。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

お金は儲けることよりも、失わないようにすることの方が重要です。

精神安定のためにも、お金を損しないためにもレンジ幅は広く、大きく取ることをお薦めします。

インヴァスト証券 トライオートFX