あんなに値動きが激しかったと思った1週間。
終わってみれば、1円65銭の本当に狭い範囲でのレンジ相場でした。
ドルの上値は重いものの下値も底堅く、レンジ相場が続きそうな今がトライオートFXを始めるチャンス!
目次
先週のリアルトレードグランプリ結果
06月12日から開催の「リアルトレード頂上決戦グランプリ」。
トライオートFXリアルトレードGP第06週目からさらに1週間が過ぎ、合計128,254円の利益となりました。
両建てしている管理人は現状ドル安円高になった方が、評価損が減り総利益が増えるという展開となっています。
が!さすがにドル安円高が進み過ぎてしまった為、現状評価損益が190,353円まで拡大。
結果、確定利益と評価(未確定)損益の差は62,099円のマイナスと言ったところでしょうか。
まあ先週より評価(未確定)損益は増えましたが、それ以上に確定利益が増えたので、合計マイナス額も減っているというものです♪
9月にはプラスになっていることでしょう♪(たぶん…)
ただ気がかりは管理人、上にも買いましたが両建てを行っています。
110円台のポジションのマイナススワップが、決済時の利益450円を上回る588円となっています。
決済してもマイナス…。
ま、まあプラススワップポイントの方が圧倒的に多いので、どっちにしろプラスにはなるのですが、見た目的(精神的)には良くないかなぁ。
しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
まあ、このままレンジ相場が続いてくれるならば、管理人的にも大助かりです♪
自動リピート型注文の自動売買システム(トレード)上、一時的な評価損は仕方がないので、設定はこのままで。
要は損切りにあい、確定損にならなければ良いのです。
(損切りは指定していないので、損切り=強制決済=確定損=退場となる訳ですが…)
(それでも現状12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
これがどのように変わっていくか、不安でもあり楽しみでもあります♪
毎週「リアルトレード頂上決戦グランプリ」の結果と、先週のドル円の動き。
今週の予想を書いていきますので、楽しみにして頂くと書いた甲斐があるというものです(笑
先週のまとめ
先週のドル円は、インフレ率の鈍化懸念から、リスク回避的なドル売り円買い(ドル安円高)が進む展開となりました。
終値も1ドル=110円70銭台で取引を終了するなど、軟調推移の展開となりました。
インフレ鈍化懸念により米国長期金利は低下
26日の米国連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通り政策金利の現状維持が決定。
注目のバランスシートの縮小開始時期に関しては「年内」⇒「”比較的”すみやかに」と、具体的な開始時期が明示されていなかったことから市場は弱気なハト派的内容と判断し、ドル売りが進みました。
インフレに関しても「将来のインフレを示す市場ベースの指標は低いまま」「インフレの推移に注意する」という表現も引き続きされていて、ハト派的な見方との一因となりました。
28日に公表された米国04-6月期の四半期実質国内総生産(GDP速報値)は、市場予想通り前期比年率+2.6%だったものの、雇用コスト指数(賃金など)は前期比+0.5%と、前回01-03月期の同+0.8%を下回る結果に。
雇用コスト指数の伸び率の鈍化はインフレ率の鈍化にもつながることから、米国長期金利が低下。
年内追加利上げ観測もさらに後退し、ドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。
米国政治の先行き不透明感拡大
またトランプノミクス(トランプ米国大統領による大型減税・大規模インフラ投資、規制緩和などによる経済政策)に対する懐疑的な見方が広がったこともドル売り(ドル安)を招きました。
米国上院にて医療保険制度改革法(通称:オバマケア)の一部廃止法案が否決。
医療保険制度改革法(通称:オバマケア)を廃止し、共和党ヘルスケア法案により財源を捻出するはずだった税制改革(大型減税)に対する実現性に懸念が生じています。
またトランプ大統領の公約であった「国境税」についても、トランプ政権側と共和党執行部との間で税制改革案に盛り込まないことを表明。
これまた税収減により、大型減税への実現性への疑問、規模縮小の可能性増大が進みました。
当初の大型減税による米国株価の株高展開や、インフレ率上昇への期待がドル買い(ドル高)要因となっていましたが、肝心かなめの税制改革への市場の期待が低下しており、リスクオン状態のドル買い(ドル高)も後退しています。
28日には上記理由の他、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル発射を受けてリスク回避のドル売り円買い(ドル高円安)が進み、ドルは一時110円54銭-55銭まで下落。
結局、110円69銭-70銭にてこの週の取引を終えました。
ドル円の推移
先週のドル円推移は、110円54銭-55銭から112円19線-20銭です。
ちなみに先々週のは、111円00銭-01銭から112円86銭-87銭です。
さらにその前の週は、112円26銭-27銭から114円47銭-48銭です。
参考までにその前は、111円90銭-91銭から114円17銭-18銭です。
ひとつおまけに前週、111円12銭-13銭から112円92銭-93銭です。
もうひとつおまけで、110円74銭-75銭から111円78銭-79銭です。
今週の予想
今週はもドルの上値は重い模様
今週のドル円も、レンジ相場継続もやや弱含みと予想します。
今週も、重要イベントが目白押しです。
08月01日の06月個人消費支出(PCE)、同個人消費支出(PCEコア・デフレーター)、及び07月ISM製造業景況指数。
08月04日の米国雇用統計。
などが、米国連邦準備制度理事会(FRB)による年内追加利上げの有無を判断する材料となります。
しかし多少ポジティブな結果になろうとも、上記通りトランプ大統領の経済政策への実現性への懸念から、ドルの上値は重いままでしょう。
労働市場は堅調も平均時給は低迷
最近の米国経済指標において市場予想を上回る好調な数値がある一方、インフレ関連の指標については市場予想を下回る数値が増えてきており、米国の年内あと1回(年合計3回)の追加利上げに対して懐疑的な見方が広がっています。
今後はインフレ関連指標の重要性がより一層高まり、特に今週発表の米国雇用統計時の平均時給に注目が集まります。
トランプ政権による経済政策実現性への疑念
上記通り、医療保険制度改革法(通称:オバマケア)の一部廃止法案が否決や、トランプ政権側と共和党執行部との間で「国境税」について税制改革案に盛り込まないとしたことが決まったなど、トランプ大統領の公約、当初予定していた経済政策は実現困難との見方が広がっていることもドル売り(ドル安)要因となっています。
もともと大型減税に対する期待からの株高やドル高だっただけに、大型減税への実現性減少、減税規模の縮小の可能性増大は、投資家心理を悪化させる要因となりうるため、ドルの上値の重い展開が続きそうです。
今週のレンジ予想
今週の予想レンジは、109円00銭から113円00銭までと予想します。
ちなみに先週も、109円00銭から113円00銭という予想でした。
FX(外国為替証拠金取引)の感想
先週までトランプ大統領(陣営)のロシアゲート疑惑(事件)への疑惑が晴れない限りドルの上値は重いまま…とか書いていましたが、あれCNNのフェイクニュース(嘘情報)だったのですね。
(今更!?)
いやー情報弱者でした。
「ロシアゲート疑惑の証拠はないけど視聴率が取れるのでやり続ける」
(特に民主党支持者は喜んでみてくれる)
「もし本当に証拠があるのならとっくに出てるはず」
「視聴者はバカ」
とのCNN幹部の発言が動画ですっぱ抜かれ、現にYouTubeにその動画があります。
CNNもそれを認めて謝罪・撤回しています。
つまりは真実かどうかは関係なく視聴率のためにやる。
騙される視聴者が悪い。
いやー勉強になるなー(棒読み
が!
トランプ大統領(政権)の経済政策が上手くいっていない、というか実現性が危ぶまれているのも事実。
共和党指導部も何をやっているのですかね?
医療保険制度改革法(通称:オバマケア)を廃止し、共和党ヘルスケア法案により財源を捻出する税制改革(大型減税)は、トランプノミクス(トランプ米国大統領による大型減税・大規模インフラ投資、規制緩和などによる経済政策)の根本ですよ。
実施が遅れる…ってのならまだしも、規模縮小…、そもそも骨抜きになったら株安、ドル安、長期金利低下とかで怖いことになりそうです。
頼みますよトランプ大統領と政権チームと米国共和党さん!
まあ実際は米国政治の先行き不透明感でドルを買う要素もないけど、異次元金融緩和絶賛継続中の円を買う要素もない。
ただ規模的にどうしても米国ドルの方が規模・影響が大きいので、結果的にドル安円高になったくらいかな。
方向性の無い、値がうろうろするレンジ相場が続くと思います。
トライオートFX運用設定時のドル円相場は、
短期:108円~115円程度のレンジ相場
長期:105円~118円程度のレンジ相場
と予想します。
(管理人は現在12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
当たり前ですが、やはり為替って上がったり下がったりです。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
お金は儲けることよりも、失わないようにすることの方が重要です。
精神安定のためにも、お金を損しないためにもレンジ幅は広く、大きく取ることをお薦めします。