FX自動売買で副業ブログ-下落下降相場

米国政治の先行き不透明感でドルを買う要素はない
しかし異次元金融緩和絶賛継続中の円を買う要素もない



ドルの上値は重いものの下値も底堅く、レンジ相場が続きそうなトライオートFXを始めるチャンス!

目次

先週のリアルトレードグランプリ結果

06月12日から開催の「リアルトレード頂上決戦グランプリ」。

リアルトレードGP第05週目からさらに1週間が過ぎ、合計102,880円の利益となりました。

両建てしている管理人は現状ドル安円高になった方が、評価損が減り総利益が増えるという展開となっています。

先週はまさにドル安円高が進んだ為、現状評価損益が176,076円と多少減り、結果73,196円のマイナスと言ったところでしょうか。

ドル円は1ドル=111円10銭台とドル安円高が進んだ為、含み損(評価損益)もかなり減ってきました。

しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

まあ、このままレンジ相場が続いてくれるならば、管理人的にも大助かりです♪

自動リピート型注文の自動売買システム(トレード)上、一時的な評価損は仕方がないので、設定はこのままで。

要は損切りにあい、確定損にならなければ良いのです。

(損切りは指定していないので、損切り=強制決済=確定損=退場となる訳ですが…)

(それでも現状12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)

これがどのように変わっていくか、不安でもあり楽しみでもあります♪

毎週「リアルトレード頂上決戦グランプリ」の結果と、先週のドル円の動き。

今週の予想を書いていきますので、楽しみにして頂くと書いた甲斐があるというものです(笑

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先週のまとめ

先週のドル円は、ユーロ買いドル売り(ユーロ高ドル安)が進んだ結果、リスク回避的なドル売り円買い(ドル安円高)も進む展開となりました。

終値も1ドル=111円10銭台で取引を終了するなど、軟調推移の展開となりました。

日銀・欧州中央銀行の金融政策は現状維持

日本銀行は20日、金融政策決定会合を開き予想通り金融政策の現状維持を決定しました。

予想通りの結果となった為、為替相場に特に影響を与えることはありませんでした。

欧州中央銀行(ECB)も20日に理事会を開き、金融政策の現状維持を決定しました。

しかし、次回09月の理事会にてテーパリング(金融緩和策の縮小)について議論される可能性が高いとの思惑からユーロ買いドル売り(ユーロ高ドル安)が進みました。

ドラギECB総裁の会見でも、現状のユーロ高に対する懸念が表明されなかったことから、ますますユーロ買いドル売り(ユーロ高ドル安)が進みました。

ドル売り(ドル安)が進んだ結果、相対的に円が買われ(円高)、ドル安円高が進む展開となりました。

ロシアゲート疑惑(事件)再燃

ドルについては、米国共和党上院がオバマケア代替法案の成立を断念したことなどにより、トランプ政権の政策運営全般に対する懸念がさらに増したこと。

昨年の米国大統領選挙戦時のトランプ陣営とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑から、米国政治への不透明感が拡がり、ドルの上値を抑える要因となりました。

税制改革(大型減税)の財源となる、医療保険制度改革(通称オバマケア法案)廃止、共和党ヘルスケア法案の可決成立の目処はたっておらず、トランプノミクス(トランプ米国大統領による大型減税・大規模インフラ投資、規制緩和などによる経済政策)への期待は後退しており、ドルが買われる(ドル高となる)材料が見当たりません。

21日には、政権の顔とも言うべきスパイサー米国大統領報道官が僅か半年で辞任

ドル売り(ドル安)に拍車がかかり、ドル円は一時111円00銭-01銭まで下落。

結局、111円11銭-12銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、111円00銭-01銭から112円86銭-87銭です。

ちなみに先々週のは、112円26銭-27銭から114円47銭-48銭です。

さらにその前の週は、111円90銭-91銭から114円17銭-18銭です。

参考までにその前は、111円12銭-13銭から112円92銭-93銭です。

ひとつおまけに前週、110円74銭-75銭から111円78銭-79銭です。

もうひとつおまけで、108円82銭-83銭から111円41銭-42銭です。


今週の予想

今週はもドルの上値は重い模様

今週のドル円も、レンジ相場継続もやや弱含みと予想します。

今週は先週と打って変わり、重要イベントが目白押しです。

特に25日-26日開催の米国連邦公開市場委員会(FOMC)

28日発表予定の米国04-06月期国内総生産(GDP)などが、米国連邦準備制度理事会(FRB)による年内追加利上げの有無を判断する材料となります。

しかし多少ポジティブな結果になろうとも、上記通りトランプ大統領の政権運営や経済政策に対する疑惑や懸念、不安感は晴れることは無いため、リスクオン状態のドル買い(ドル高)に進むとは思えず、ドルの上値は重いままでしょう。

米国連邦公開市場委員会(FOMC)

25日-26日、米国連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。

現状、現在の金融政策の維持が決定される見込みとなっています。

米国の堅調な労働市場のこともあり、2017年は年3回の利上げが見込まれていましたが、イエレンFRB議長による先の議会証言にて、

「インフレ率は低水準」

「FRBが考える自然利子率に到達するまで金利を引き上げる必要はない」

との見解を示したことにより、年内追加利上げ観測は後退。

その後発表された米国06月の消費者物価指数や同小売売上高が市場予想を下回ったことも、上記内容を裏付ける結果となってしまいました。

米国04-06月期国内総生産(GDP)

イエレンFRB議長の先の議会証言では、確かに年内あと1回の利上げ観測は後退したものの金利上昇要因となるバランスシート縮小の論議には言及しており、FRBは引き続き経済指標を確認しながら、追加利上げの有無を確認していく状況が続くと思われます。

28日発表の米国04-06月期国内総生産(GDP)速報値は、市場予想前期比年率+2.5%となっており、前回01-03月期の同+1.4%から大きく改善することが予想されています。

市場予想を上回り、トランプ政権が目標にしている3%以上の経済成長へのきっかけが出来るようであれば、年内追加利上げ観測も再浮上し、ドル買い(ドル高)要因となる見込みです。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、109円00銭から113円00銭までと予想します。

ちなみに先週は、111円00銭から114円50銭という予想でした。

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FX(外国為替証拠金取引)の感想

うーん、上のドル円の推移を見て貰えばわかると思いますが、ドルの上値が重い重い。

先々週とかは115円台復活か!?、という期待も抱いていましたが、今週は111円割れをなんとか回避できた、という状況ですね。

確かに米国の経済指標は、一時期よりは鈍化していますが(それでも他国が羨む好調さ)、成長自体は継続しており、目くじらを立てるほどではありません。

現に選手も米国株価S&P500指数やナスダック総合指数は史上最高値を更新しています。

じゃー何が問題かと言うと、一にも二にも昨年の米国大統領選挙戦時からのトランプ陣営とロシアとの不透明な関係、いわゆるロシアゲート疑惑(事件)。

そしてトランプ政権の政策運営全般に対する懸念などの、政治的要因です。

日本銀行や欧州中央銀行(ECB)での金融政策決定会合が予想通り金融政策の現状維持という結果を差しい引いても、スパイサー米国大統領報道官の辞任の一報の方が大きく値が動きましたからね…。

トランプラリー再びですかね…。


まあ実際は米国政治の先行き不透明感でドルを買う要素もないけど、異次元金融緩和絶賛継続中の円を買う要素もない

ただ規模的にどうしても米国ドルの方が規模・影響が大きいので、結果的にドル安円高になったくらいかな。

方向性の無い、値がうろうろするレンジ相場が続くと思います。


トライオートFX運用設定時のドル円相場は、

短期:108円~115円程度のレンジ相場
長期:105円~118円程度のレンジ相場

と予想します。


当たり前ですが、やはり為替って上がったり下がったりです。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

お金は儲けることよりも、失わないようにすることの方が重要です。

精神安定のためにも、お金を損しないためにもレンジ幅は広く、大きく取ることをお薦めします。

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