昨日は月に一度のお祭り「アメリカ雇用統計」でしたが、結果はサプライズの連続でした。
そしてあの結果での値動きも、まさかのドル高円安!
結局は北朝鮮をめぐる地政学リスクもあり、行って来いの全戻しとなりましたが、その割には利益(儲け)は少なかったですね…(涙
今後もドルの上値は重いものの、下値は底堅くレンジ相場が続きそうな今がトライオートFXを始めるチャンス!
目次
先週のリアルトレードグランプリ結果
06月12日から開催の「リアルトレード頂上決戦グランプリ」。
トライオートFXリアルトレードGP第16週目からさらに1週間が過ぎ、合計350,177円の利益(儲け)となりました。
前週末より16,304円の利益(儲け)ですね♪
アメリカの年内追加利上げ観測継続によるドル買い円売り(ドル高円安)により、堅調な右肩上がりが続きましたが、その分上下には大きく振れず、利益(儲け)は少ない週となりました…残念。
またドル円だけではなくトルコリラ円も始めましたが、こちらも大きな値動きは無かったのですが、スワップポイント分小さくともコツコツ利益(儲け)を稼いでくれました♪
現状の1ドル=112円65銭くらいなので評価損益は220,428円となっています。
先週の終値1ドル=112円50銭くらいから、さらに15銭くらい上昇しています。
今までは”買い”ポジションの評価(未確定)損益がマイナス部分の大部分を占めていましたが、今では”売り”ポジションの評価(未確定)損益がマイナス部分の大部分を占めています。
両建てしていると、まあそうなりますね(笑
でも為替相場が上がっても下がっても”ちゃりんちゃりん”とお金が入ってきます。
管理人の設定では、今の相場状況は居心地が良い相場状況も言えます。
その為、確定利益と評価(未確定)損益の差は、350,177円-220,428円=129,749円のプラスとなりました!
よしよし、このまま1ドル=109円から113円あたりまでのレンジ相場を続けて欲しいです。
しかし北朝鮮を巡る地政学リスクは解決されておらず、場合によってはリスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)も進みそうで、今後もドルの上値は重いかな。
あ、トライオートETFは現状190,492円の確定利益-31円の(未確定)評価損益=190,461円の最終利益となっています。
…あれ?トライオートETFの方が必要資金も少なくて、利益大きくて、リスクも少ないな…。
(トライオートETFは60万円の軍資金で始めたため、利益率は断然トライオートETFの方が勝っているという結果に)
しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
まあ、このままレンジ相場が続いてくれるならば、管理人的にも大助かりです♪
自動リピート型注文の自動売買システム(トレード)上、一時的な評価損は仕方がないので、設定はこのままで。
要は損切りにあい、確定損にならなければ良いのです。
(損切りは指定していないので、損切り=強制決済=確定損=退場となる訳ですが…)
(それでも現状12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
これがどのように変わっていくか、不安でもあり楽しみでもあります♪
毎週「リアルトレード頂上決戦グランプリ」の結果と、先週のドル円の動き、及び今週の予想を書いていきますので、楽しみにして頂くと書いた甲斐があるというものです(笑
先週のまとめ
先週のドル円は、米国の年内追加利上げ観測の高まりからドル高が進み、ドル円は一時113円43銭-44銭まで上昇しました。
週の終値もおよそ1ドル=112円63銭と、先週終値の112円50銭から、13銭程度のドル高円安でこの週の取引を終えています。
米国経済指標は絶好調
02日に発表された米国09月のISM製造業景況指数は60.8と市場予想の58.0を大きく上回る13年ぶりの高水準となり、また04日発表の米国09月のISM非製造業景況指数も59.8と市場予想の55.5を大きく上回り、2005年08月以来の高水準となったことから、米国の年内追加利上げ観測はますます高まり、ドル買い(ドル高)が進みました。
06日に発表された米国09月の雇用統計では、米国を襲った大型ハリケーンの影響により非農業部門雇用者数が前月比-3.3万人と市場予想の同+8.0万人を大きく下回る予想外のマイナスとなったものの、平均時給が前月比+0.5%と市場予想の同+0.3%を上回ったことから米国の年内追加利上げへの正当性を与える結果となり、リスクオン状態のドル買い(ドル高)が大きく進みました。
日本の衆議院解散総選挙
今月22日投開票の衆議院選挙戦(総選挙)では、自民・公明両党による与党の過半数維持の可能性が高くなり、政治的安定からのリスクオン状態や、引き続き日本銀行による異次元金融緩和策の長期間継続による日米金利差拡大への思惑からの円売り(円安)も進みました。
北朝鮮をめぐる地政学リスク
しかし06日「北朝鮮は米国西海岸に到達可能なミサイル実験を近く実施する予定」とロシア通信が報じたことにより一転。
リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。
ドル円は再び112円台半ばまで押し戻され、結局112円63銭-64銭でこの週の取引を終えました。
ドル円の推移
先週のドル円推移は、112円31銭-32銭から113円43銭-44銭です。
ちなみに先々週のは、111円47銭-48銭から113円25銭-26銭です。
さらにその前の週は、110円82銭-83銭から112円71銭-72銭です。
参考までにその前は、108円08銭-09銭から111円32銭-33銭です。
ひとつおまけに前週、107円31銭-32銭から109円92銭-93銭です。
もうひとつおまけで、108円26銭-27銭から110円66銭-67銭です。
今週の予想
米国年内利上げ期待継続
今週のドル円は、米国の年内利上げ期待継続により底堅く推移する見込みです。
今週の重要な米国経済指標発表は、
10月11日の米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10月13日の09月消費者物価コア指数(CPIコア指数)
10月13日の09月小売売上高
などが予定されています。
注目は10月11日公表予定の米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(09月19日-20日開催分)。
この時の声明では、年内あと1回の追加利上げ(年合計3回)と、2018年の利上げ回数も3回とする見通しを堅持しました。
議事要旨では、この追加利上げの正当性を示す内容になるとみられています。
米国連邦公開市場委員会議事要旨
上記通り米国連邦準備制度理事会(FRB)は、前回09月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利正常化に向けた強い意志を示しました。
今週11日に公表予定のこの議事要旨では、その正当性の内容が見られそうです。
堅調な米国経済指標が続いていることから、年内の追加利上げ期待はさらに高まる見込みです。
消費者物価コア指数(CPIコア指数)
13日発表予定の米国09月の消費者物価コア指数(CPIコア指数)にも注目が集まります。
市場予想は前年同月比+2.3%と前月08月実績の同+1.9%を上回る見込みです。
市場予想通りや、予想をさらに上回るようだと、年内追加利上げ観測も一段と高まり、ドル買い(ドル高)が進みそうです。
北朝鮮をめぐる地政学リスク
ただし上記通り、北朝鮮をめぐる地政学リスクはくすぶったままです。
10月10日の北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日に向けて米国西海岸到達を目標とした新たな長距離大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施するとの報道もあります。
北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射への警戒からドルの上値は重くなる可能性があります。
しかし今週10日までにミサイルの発射がなかった場合は、リスク回避姿勢も後退し、ドル円は徐々に値を上げていく可能性があります。
今週のレンジ予想
今週の予想レンジは、110円00銭から114円50銭までと予想します。
ちなみに先週は、111円00銭から114円50銭という予想でした。
FX(外国為替証拠金取引)の感想
先週の注目は何と言っても月に一度のお祭り米国雇用統計。
その米国雇用統計では、
非農業部門雇用者数変化
市場予想前月比+8.0万人
(前回08月実績同+15.6万人)
結果:同-3.3万人!
失業率
市場予想4.4%
(前回08月実績4.4%)
結果:4.2%!
平均時給
市場予想前月比+0.3%
(前回08月実績同+0.2%)
結果:同+0.5%!
となりました。
米国を襲った大型ハリケーン”ハービー”と”イルマ”の影響により非農業部門雇用者数は激減するとは思われていましたが、まさかの前月比マイナス!
しかし失業率は4.2%に減少しています。
雇用者数は減ったのに失業率も減ったことを不思議と思われるでしょう。
なぜこのようになったかというと、算出する根拠(元のデータ)が違うため。
その為、単月ではこのような雇用者数は減ったのに失業率も減るという不思議な事態が生じてしまいます。
まあ、中長期的には一致していくので問題はないのですけどね。
そして注目の平均時給は前月比+0.5%と大きく上昇しました!
これもまあ、もともと時給が低い人たちは大型ハリケーンの影響で職を解雇されたので、数値の下の方が切り捨てられ、上の方だけでの集計となったので、平均時給が上がったというからくりです。
うーん、上手く伝わったかな?
まあ言えることは、今回の雇用統計は米国を襲ったハリケーンの影響に始まり、ハリケーンの影響に振り回され、ハリケーンの影響で終わりましたね(笑
10月10日の北朝鮮、朝鮮労働党創建記念日に向けて北朝鮮が何度目かのミサイル発射実験を行うとの兆候も見られます。
ただ…個人的な意見ですが、北朝鮮がミサイルを発射するだけで、米朝の軍事的な衝突には至らないでしょう。
行うとすれば日本の衆議院総選挙が終わり、安倍首相再選。
11月上旬の日米、日中首脳会談後でしょうね。
トライオートFX運用設定時のドル円相場は、
短期:107円~115円程度のレンジ相場
長期:105円~115円程度のレンジ相場
と予想します。
(管理人は現在12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
当たり前ですが、やはり為替って上がったり下がったりです。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
お金は儲けることよりも、失わないようにすることの方が重要です。
精神安定のためにも、お金を損しないためにもレンジ幅は広く、大きく取ることをお薦めします。