先週は取引材料難から110円80銭くらいから111円80銭くらいまでと、およそ1円の値動きしかなく、ごくごく狭い範囲でのレンジ相場となりました。
引き続きレンジ相場が続くと予想される今がトライオートFXを始めるチャンス!
目次
先週のリアルトレードグランプリ結果
12日から開催の「リアルトレード頂上決戦グランプリ」。
前回からさらに1週間が過ぎ、合計35,750円の利益となりました。
しかし評価損益が72,696円あるため、実際は36,946円のマイナスと言ったところでしょうか。
まあ、このまま狭いレンジ相場が続くならば、あと2~3週でプラスに転じそうです。
(先週も同じこと言ってましたが(笑)
自動リピート型注文の自動売買システム(トレード)上、一時的な評価損は仕方がないので、このままでいきます。
要は損切りにあい、確定損にならなければ良いのです。
(損切りは指定していないので、損切り=強制決済=確定損=退場となる訳ですが…)
(それでも現状12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
これがどのように変わっていくか、不安でもあり楽しみでもあります♪
毎週「リアルトレード頂上決戦グランプリ」の結果と、先週のドル円の動き。
今週の予想を書いていきますので、楽しみにして頂くと書いた甲斐があるというものです(笑
先週のまとめ
先週のドル円は、1ドル=111円の±1円という、ごくごく狭い範囲でのレンジ相相場なりました。
材料難から上値が重い展開も、下値も堅い展開でした。
米国インフレ鈍化懸念再び
米国のインフレ率鈍化懸念が再燃し、年内もう1回あるとされる利上げ実施に懐疑的な見方が広がり、ドルの上値は重い展開となりました。
しかしそれでも日米金利差拡大を見込んだドル買い円売り(ドル高円安)は後退せず、ドル円は110円台では下げ渋りました。
ただ米国長期金利は伸び悩んでおり、材料難も否定できず、1ドル=112円手前では上げ渋っています。
FRBは利上げに前向き
市場関係者の間では、米国経済のインフレ指標が伸び悩んでいることから、今後の利上げ継続は難しいとの見方が広がっているものの、
ニューヨーク地区連銀のダドリー総裁
「信頼感も非常に、非常に高い」「米国経済は完全雇用に極めて接近している」
「米国景気は拡大し長期継続を確信している」
シカゴ地区連銀のエバンス総裁
「現在の環境は非常に緩やかな利上げと、同じく緩やかなバランスシートの縮小を支持している」
クリーブランド地区連銀のメスター総裁
「米経済の基調は非常に良好」「FRBは利上げで、米国経済を鈍化させない」
「金融緩和を緩やかに、いくらか解消する時期」
と利上げ実施に前向きな認識の方が多く、先の連邦公開市場委員会(FOMC)声明や、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の見解を踏襲しています。
米国経済は好調を維持
確かに米国のインフレ率は鈍化しているものの、さらにインフレ率が低下したり、米国経済自体が悪化するような兆しも見えず、リスク回避的なドル売り(ドル安)は見受けられません。
23日に発表された米国05月の新築住宅販売件数も、年率換算件数61.0万件と市場予想の59.0万件を上回ったこと。
原油価格も1バレル=42ドル台で下げ渋っていることを意識してドルも下げ渋り、結局1ドル=111円29銭-30銭でこの週の取引を終えました。
ドル円の推移
先週のドル円推移は、110円74銭-75銭から111円78銭-79銭です。
ちなみに先々週のは、108円82銭-83銭から111円41銭-42銭です。
さらにその前の週は、109円11銭-12銭から110円80銭-81銭です。
参考までにその前は、110円32銭-33銭から111円70銭-71銭です。
ひとつおまけに前週、110円85銭-86銭から112円12銭-13銭です。
もうひとつおまけで、110円23銭-24銭から113円84銭-85銭です。
今週の予想
材料難でレンジ相場を予想
今週のドル円もドルの上値は重く狭い範囲でのレンジ相場が予想されます。
米国連邦準備理事会(FRB)高官は、タカ派的な発言を繰り返しているものの、実際の米国経済指標はそこまで力強くなく、今後の利上げペースを見極める展開が続きそうです。
RFRBと市場とのギャップ
FRBは2017年あともう1回の利上げ、つまり年3回の利上げ実施を。
そして2018円、2019年も年3回の利上げ実施を計画しています。
また、早ければ今年9月より、バランスシートの縮小を開始するとも言われています。
しかし最近発表された米国経済指標はそこまで力強くなく、特にインフレ関連の重要指標はむしろ前回や市場予想を下回っているのが実情であり、市場とFRBとの認識が一致していないとの声が聞こえてきています。
今週は29日に米国01-03月期の国内総生産(GDP)確定値。
30日には米国05月の個人消費支出(コアPCE)の発表が予定されており、これらの重要経済指標は、今後の利上げペースを占う上で有力な材料となることが予想されます。
市場予想を下回る内容だった場合は、インフレ率鈍化懸念が一層高まり、利上げ継続に反対の声も強まってくる可能性が容易に想像できることから、ドル売り(ドル安)が進む見込みです。
原油安が重しに
一方、再び原油安が市場、特に為替相場に影響を与え始めています。
原油価格の下落によってインフレ率は弱まっており、米国長期金利がさらに低下そればもちろんドル安に。
原油安からの豪ドルなどのいわゆる資源国通貨安が続けば、結果的に円高につながる要因となり得ます。
米国シェールオイル増産体制強化からくる供給過剰感が払しょくされない限り、節目の1バレル=50ドルの大台はおろか、45ドル台回復も遠そうです。
今週のレンジ予想
今週の予想レンジは、109円00銭から113円00銭までと予想します。
ちなみに先週は、109円50銭から112円50銭という予想でした。
FX(外国為替証拠金取引)の感想
いやー、上にも書きましたが、今週は材料難もあり1ドル110円80銭くらいから111円80銭くらいまでの約1円の値動きしかない、ごくごく狭い範囲でのレンジ相場となりました。
おかげで利益も1週間で2万円と低調。
贅沢ですが相場は大きく動かないと面白くないですね。
(その分怖くもありますが…)
上記通りFOMCではタカ派的な内容となり、その後もFRB高官は利上げに対し比較的前向きな認識を示したものの、金利先物市場から算出される年内利上げ確率は50%もありません。
そんな中、28日にはイエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長のロンドン講演が予定されています。
FOMC後の会見よりも米国経済やインフレ率に対し弱気な発言をするようだとドル売り(ドル安)に結びつきそうです。
午前2時から開始なので寝てますけど(笑
トライオートFX運用設定時のドル円相場は、
短期:108円~115円程度のレンジ相場
長期:105円~118円程度のレンジ相場
と予想します。
当たり前ですが、やはり為替って上がったり下がったりです。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
お金は儲けることよりも、失わないようにすることの方が重要です。
精神安定のためにも、お金を損しないためにもレンジ幅は広く、大きく取ることをお薦めします。