25日、北朝鮮外相が「トランプ米国大統領の発言は(北朝鮮への)明確な宣戦布告である」と発言したことにより米朝関係は緊迫化。
一時リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進んだものの、翌26日にはイエレン米国連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演にて「インフレ率が2%に達するまで金利を据え置くことは賢明ではない」と発言したことから、年内追加利上げ観測がさらに高まり、ドル買い(ドル高)が再燃しました。
ドル円相場は大きく値動きし、結果利益(儲け)も大きかったですね(笑
今後もドルの上値は重いものの、下値は底堅くレンジ相場が続きそうな今がトライオートFXを始めるチャンス!
目次
先週のリアルトレードグランプリ結果
06月12日から開催の「リアルトレード頂上決戦グランプリ」。
トライオートFXリアルトレードGP第15週目からさらに1週間が過ぎ、合計333,873円の利益(儲け)となりました。
前週末より33,571円の利益(儲け)ですね♪
北朝鮮を巡るリスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)と、アメリカの年内追加利上げ観測継続によるドル買い円売り(ドル高円安)により、相場が良く動き、利益(儲け)が大きくなりました。
またドル円だけではなく、トルコリラ円も始めたのが利益(儲け)増大に寄与しましたね♪
現状の1ドル=112円50銭くらいなので評価損益は197,369円となっています。
先週の終値1ドル=112円05銭くらいから、およそ45銭くらい上昇しています。
今までは”買い”ポジションの評価(未確定)損益がマイナス部分の大部分を占めていましたが、今では”売り”ポジションの評価(未確定)損益がマイナス部分の大部分を占めています。
両建てしていると、まあそうなりますね(笑
でも為替相場が上がっても下がっても”ちゃりんちゃりん”とお金が入ってきます。
管理人の設定では、今の相場状況は居心地が良い相場状況も言えます。
その為、確定利益と評価(未確定)損益の差は、333,873円-197,369円=136,504円のプラスとなりました!
よしよし、このまま1ドル=109円から113円あたりまでのレンジ相場を続けて欲しいです。
しかし北朝鮮を巡る地政学リスクは解決されておらず、場合によってはリスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)も進みそうで、今後もドルの上値は重いかな。
あ、トライオートETFは現状183,920円の確定利益-4,427円の(未確定)評価損益=179,493円の最終利益となっています。
…あれ?トライオートETFの方が必要資金も少なくて、利益大きくて、リスクも少ないな…。
しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
まあ、このままレンジ相場が続いてくれるならば、管理人的にも大助かりです♪
自動リピート型注文の自動売買システム(トレード)上、一時的な評価損は仕方がないので、設定はこのままで。
要は損切りにあい、確定損にならなければ良いのです。
(損切りは指定していないので、損切り=強制決済=確定損=退場となる訳ですが…)
(それでも現状12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
これがどのように変わっていくか、不安でもあり楽しみでもあります♪
毎週「リアルトレード頂上決戦グランプリ」の結果と、先週のドル円の動き、及び今週の予想を書いていきますので、楽しみにして頂くと書いた甲斐があるというものです(笑
先週のまとめ
先週のドル円は、米国の年内追加利上げ観測が継続。
ドル円は一時113円台を回復しました。
週の終値もおよそ1ドル=112円50銭と、先週終値の112円00銭から、50銭程度のドル高円安でこの週の取引を終えています。
米朝関係は緊迫化
25日、北朝鮮外相が「トランプ米国大統領の発言は(北朝鮮への)明確な宣戦布告である」と発言したことによる米朝関係の緊迫化により、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。
イエレンFRB議長のタカ派発言
しかし翌26日、イエレン米国連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演にて「低インフレは一時的」とし「依然緩やかな利上げが正当化される」との見解を示したこと。
また「インフレ率が2%に達するまで金利を据え置くことは賢明ではない」と発言したことから、年内追加利上げ観測がさらに高まり、リスクオン状態のドル買い(ドル高)が再燃しました。
さらに米国トランプ政権による税制改革(大型減税)案への期待も相まって米国長期金利も上昇。
米国株価も上昇し、ドル円は一時113円25銭-26銭まで上昇しました。
日本は衆議院解散総選挙
日本では安倍総理により衆議院が解散され、10月10日公示、同22日投開票の衆議院選挙戦(総選挙)がスタートしました。
自民公明両党による与党勝利の公算が高い事や、日本銀行による現行の異次元金融緩和政策の維持から、リスクオン状態の円売り(円安)も進み、日米金利差拡大への思惑からドル買い(ドル高)も進みました。
その後はポジション調整、利益確定のドル売り(ドル安)もあり、結局112円49円-112円50銭でこの週の取引を終えました。
ドル円の推移
先週のドル円推移は、111円47銭-48銭から113円25銭-26銭です。
ちなみに先々週のは、110円82銭-83銭から112円71銭-72銭です。
さらにその前の週は、108円08銭-09銭から111円32銭-33銭です。
参考までにその前は、107円31銭-32銭から109円92銭-93銭です。
ひとつおまけに前週、108円26銭-27銭から110円66銭-67銭です。
もうひとつおまけで、108円63銭-64銭から109円83銭-84銭です。
今週の予想
米国年内利上げ期待継続
今週のドル円は、米国の年内利上げ期待継続によりドル円は底堅く推移する見込みです。
今週の重要な米国経済指標発表は、
10月02日の09月ISM製造業景況指数
10月04日の09月ISM非製造業景況指数
10月06日の09月雇用統計
などが予定されています。
注目は何と言っても月に一度のお祭り、米国雇用統計。
米国の年内追加利上げに向けて試される形となりそうです。
FRBは金融政策の正常化を堅持
月初と言うことで米国では重要経済指標が相次いで発表されます。
しかし09月度の経済指標は米国を襲った大型ハリケーンの影響により前回実績を下回る予想となっており、ドル買い(ドル高)は一段落する可能性があります。
ただ米国連邦準備制度理事会(FRB)は10月からバランスシートの縮小を開始するなど、金融政策の正常化方針を堅持しており、異次元金融緩和策の維持を決定している日本との日米金利差拡大の思惑からドルは底堅く推移する見込みです。
米国雇用統計
米国09月の雇用統計での非農業部門雇用者数は市場予想前月比+7.5万人と、前月08月実績である同+15.6万人から大きく下回る見込みです。
市場予想通りならば初動はドル売り(ドル安)が進むも、大型ハリケーンの影響との見方が大半なため、徐々に値を戻す展開が予想されます。
そもそもイエレンFRB議長は金融政策の正常化を堅持していく姿勢を崩してはおらず、また年内追加利上げ観測も後退していないことから、ドル買い円売り(ドル高円安)基調は継続する見込みです。
今週のレンジ予想
今週の予想レンジは、111円00銭から114円50銭までと予想します。
ちなみに先週は、110円00銭から113円50銭という予想でした。
FX(外国為替証拠金取引)の感想
今週の注目は何と言っても月に一度のお祭り米国雇用統計。
その米国雇用統計では、
非農業部門雇用者数変化
市場予想前月比+7.7万人
(前回08月実績同+15.6万人)
失業率
市場予想4.4%
(前回08月実績4.4%)
平均時給
市場予想前月比+0.3%
(前回08月実績同+0.1%)
となっています。
米国を襲った大型ハリケーン”ハービー”と”イルマ”の影響により非農業部門雇用者数は激減。
また失業率も4.5%程度に増える可能性もあります。
ただ例え市場予想を多少下回っても、上記通り大型ハリケーンの影響と説明がつくため、大きくドル売り(ドル安)が進む可能性は低いでしょう。
逆に平均時給は前月比+0.3%への伸びが期待されています。
市場予想通りだとドル買い(ドル高)材料となりやすいです。
市場予想を上回るにしろ下回るにしろ、大きく為替が動きやすいので、注意が必要です。
10月10日の北朝鮮、朝鮮労働党創建記念日に向けて北朝鮮が何度目かのミサイル発射実験を行うとの兆候も見られます。
ただ…個人的な意見ですが、北朝鮮がミサイルを発射するだけで、米朝の軍事的な衝突には至らないでしょう。
行うとすれば日本の衆議院総選挙が終わり、安倍首相再選。
11月上旬の日米首脳会談。
その後でしょう。
現に米国ニューヨークダウ平均やS&P500はまたまた最高値を更新しています。
もう凄いとしか言いようがないのですが、市場もリスク回避とは無縁です。
今後もポジション調整的なドル売り(ドル安)はあるでしょうが、引き続きドル買い円売り(ドル高円安)基調が継続すると勝手に思ています(笑
トライオートFX運用設定時のドル円相場は、
短期:107円~114円程度のレンジ相場
長期:105円~115円程度のレンジ相場
と予想します。
(管理人は現在12円の想定変動幅を取っており、プラスマイナス12円まで耐えられます)
当たり前ですが、やはり為替って上がったり下がったりです。
小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。
お金は儲けることよりも、失わないようにすることの方が重要です。
精神安定のためにも、お金を損しないためにもレンジ幅は広く、大きく取ることをお薦めします。